結婚生活に関する意識と実態

結婚生活に対する満足度(30・40代の既婚者)

1、子どもとの関係(80.3%)
2、配偶者との関係(68.0%)
3、家族との時間(58.9%)
4、生活全般(58.7%)
5、住まい(58.7%)
6、家計の状況(44.3%)

出産に対する意識(2015年)

理想的な子供の数が2.32人に対して、実際に持つつもりの子供の数は2.01人と、どちらも過去最低となっています。

1、子育てや教育にお金がかかりすぎるから(56.3%)
2、高年齢で産むのはいやだから(39.8%)
3、欲しいけれどもできないから(23.5%)

が主な理由で、いずれも増加しています。

女性の出産前後の就業継続割合の増加

第1子を出産後に就業を継続していた既婚女性は、今まで4割前後で推移していましたが、最近の調査では53.1%と大幅に上昇しています。育児休業を利用して就業を継続した女性も39.2%と大幅に増えています。

子育て世代の男性の長時間労働

子育て世代の男性は働き盛りでもあり、週60時間以上の長時間労働も、30代で15.0%、40代で15.4%と他の世代よりも高くなっています。(2017年調査)
また週49時間以上の男性就業者は29.5%と、他の先進国と比較しても高くなっています。
男性の家事・育児関連時間は1日あたり83分と、先進国中最低の水準です。