〇「奈良県社員・シャイン職場づくり推進企業」

 【2025年2月25日】
NPO法人子育てすこやかサークルが、社員が働きやすい職場として「奈良県社員・シャイン職場づくり推進企業」の表彰を受けました。
 理事長の代理として、事務局長の福田が山下知事から表彰状を頂戴しました。


〇田原本町こどもはぐくみ・交流センター

【2024年6月5日】
「田原本町こどもはぐくみ・交流センター」の様子が、奈良テレビで放映されました。

〇【100倍楽しむ! 百貨店のツボ】

【20101014】

1、【100倍楽しむ! 百貨店のツボ】バーゲン

 大半の女性はこの言葉に弱い。主婦になるほどその傾向は強い。
いいものを安く手に入れたときの満足は、何物にもかえがたい思いがあるが、逆に安物買いの銭失いの痛い目にも、何度も合っておられることと推測いたします。
 バーゲンで失敗しないためには、バーゲンの正しい知識が必要です。全ての百貨店にあてはまるかどうかは定かではありませんが、著者が経験に基づいて解説しますので、楽しいお買いものにお役立てください。

 バーゲンは大きく2つに分かれます。マークダウン(値下げ)品特価品です。
新作の正札販売商品をプロパー品と呼びますが、マークダウン品とはプロパー品を値下げした商品のことです。
 ご承知のように一番大きな売り出しが、1月と7月のマークダウンセール(クリアランスセールともいう)です。

 また、マークダウン品でも1年を経過するとキャリー品と呼ばれ、販売形態上は特価品に計上することがあります。
 ファッションの例で言うと、季節と季節の端境期でプロパー品が品薄のときや来店客の少ないときに展開する、ブランドコーナー・ショップのスポットバーゲンなどがその代表例です。
 「有名ブランド協賛」などの特設会場の売り出しもそうです。

 特価品とは、最初からバーゲン価格で売ることを目的として作られた商品のことを指します。よくお客様の「もとはいくらぐらいしたの?」という問いに、販売員が自信なさげに「1/3くらいの価格になっています」と答えているシーンを見かけますが、あれはです。特価品にもとの価格はありません。

 特価品も大きく2つに分かれます。自社の企画・生産商品か、仕入れ商品か。
 婦人服でよく「専門店バーゲン」といったタイトルを見かけますが、専門店にも自社のオリジナル商品を売る店と、仕入れ商品を売る店があります。もちろん混在して売る店もあります。
 オリジナル商品の場合は、デザインや品質に自社の基準やプライド・ポリシーが反映されるので、劣悪な商品は少ないと言えます。要注意は仕入れ商品だけを販売している店で、ヤングカジュアル系では「安かろう悪かろう」が、ミセスボリューム系では「高かろう悪かろう」がまかり通っています。ベテラン販売員の口車に乗せられ、後で痛い目に会います。

 ところで、大手メーカーが製造する特価品というものもあります。
 インナーウェアの最大手W社が協賛している「半年に一度のWセール」を例にとると、売り出し商品の10~20%がマークダウン品、90~80%が特価品です。
 都心店では1週間で5千万~8千万円を売り上げる名物催事ですが、これだけの売上を作るには1億円以上の在庫が必要になります。
 それを全てマークダウン品で補えるわけはないし、そんなことができるようでは不良在庫の持ち過ぎで倒産してしまいます。

 ファッション性や品質は、当然のことながらマークダウン品の方が特価品より優れていますので、マークダウン品のシェアが高いほど良く売れます。だから百貨店のバイヤーは、総在庫の確保とともにマークダウン品の確保に必死になるのです。マークダウン品のイメージを高めるために、今季の新作のプロパー品を販売するケースもあります。もちろん正札販売です。

 ただ、特価品とは言うもののW社の製品ですので、品質はマークダウン品に見劣りしません。また、プロパーの人気商品を参考にして作りますので、デザイン性も悪くはないです。
 製品に使っている刺繍の分量や工程数を下げることで、コストを削減しています。ベーシックなデザインが好きな人は、特価品で全く問題ないと思います。
 どうしてもマークダウン商品にこだわる人は、ラベルの色を見てください。ピンク色マークダウン品で、グレー特価品です。また、インナーウェアよりもナイトウェアの方がマークダウン品のシェアが高いので、お勧めです。

バーゲン

2、【100倍楽しむ! 百貨店のツボ】値引と割引

お客にとってはどちらでもいいことなのですが、値引割引は違います。ひと言でいうと、値引取引先負担割引百貨店負担です。また、値引は売上が減少しますが割引は売上はそのままです。
 値引の種類としては、ハウスカード、外商カード、各種優待販売、プレセール、店員販売など。割引は割引券を伴い、社員買物券、株主優待券、友の会優待券、各種団体割引券などです。値引率・割引率は様々で、おおむね5~20%の間です。
 ただしプレセールだけは特殊で、売り出しそのものの趣旨がマークダウンに先立って上顧客を優待するということなので、値引率30%前後になります。

 また、百貨店によっては請求時値引という形態があり、店頭では値引できない商品がカードの支払請求時に値引されているものです。これなら正札販売にこだわる取引先も、文句を言わないということになるのです。

 前述のように値引率の一番大きいものはプレセールですが、実施回数が少なくお値打ち感があるのは、店休特招(定休日特招)店員販売です。店休特招は店全体がクローズ会場と見なされ、1日限りということもあって、普段店頭で値引できない商品も大半が値引されます。

 ヤング・キャリアのブランドも昔は「キャラクター店販」と言って、年に3~4回のべ6~8日だけ値引販売をしました。今はそれが店休特招に当てられています。ただし店休特招は増加傾向にあるので、毎月店休特招を実施しているような百貨店では、実施月によっては同じブランドなのに、値引できたりできなかったりするのです。

 また、店員販売でお得なのは化粧品インナーウェアです。ブランドにもよりますが10~20%引です。値引率では量販店に及びませんが、百貨店ブランドが安く手に入るのは魅力です。実施月や実施回数はお店によってバラバラです。
 百貨店の正札販売の比率は、今や40%を下回っています。割引はカウントされませんので、割引を入れると30%を下回るかも知れません。これが百貨店の利益率が低い最大の原因です。

 このように値引割引をきちんと把握しているか否かで、お買いものの損得勘定がずいぶん変わります。百貨店の社員と親しくなるのが一番ですが、買い物はただ買い物をするのではなく店員と親しくなって、いろんなお買い得情報を仕入れるようにしましょう。

値引と割引

3、【100倍楽しむ! 百貨店のツボ】福袋 

1月の初売りと言えば「福袋ですが、買い求めるには基本的な知識が必要です。
 福袋は大きく分けて、「店の福袋」「ブランドの福袋」の2種類があり、催事場などで大々的に売り出されているのが前者、もと売り場のショップ・コーナーで売っているのが後者です。

 「店の福袋」の中身は基本的に企画品です。最初から福袋に入れることを目的として、企画・生産します。徹底的にコストを抑えて専業メーカーとコラボで作るので、安いことは安いのですが、同じものが千単位で仕分けされ封入されています。
 数が多すぎて希少価値お値打ち感がなく、年々売れなくなってきています。
 また売れ行きが悪いので、景品クジをつけたり、中身を見せたり色・サイズを選ばせたりと、ネット販売で予約を受け付けたりと、本来の「わくわく・ドキドキ」の福袋からはどんどん離れて行き、ますます売れなくなってきています。高額品の福袋も毎年話題になりますが、実態としては10,000円よりは5,000円、5,000円よりは3,000円と単価も下落しています。

 「ブランドの福袋」の中身はマークダウン品(キャリー品)です。今シーズンものではなく1年以上前の持越し品ですが、れっきとしたブランド品です。通常持越し品は、プロパー価格の1/2~1/3の価格に評価を下げて持越しますが、福袋では3~4点入ったものを10,000円で販売しますので、プロパー価格の1/5~1/6といったお値打ち価格となります。

 こちらは基本的に売れ残り品ですので、数が少なく、色・サイズもばらばらです。またメーカーはプロパー消化率を上げるため、益々ものづくりを絞ってきていますので、「ブランドの福袋」は年々少なくなっています。同じ「ブランド」でも、都心店には50個あるのに郊外店には5個しかないとか、あるいは全くないとかいう現象になります。

 人気ある「ブランドの福袋」はお客が殺到しますので、危険防止のために整理券を配ったり、別入り口から入れたりします。また一人のお客が買い占めたりできないよう(実際にネットオークションに出す人もいます)、一人一個の制限をつけています。

 注意していただきたいのは、エスカレーター周辺で販売している専門店の福袋です。前述したように仕入れ100%の専門店の福袋は、デザイン・品質ともに大きく劣ります。販売責任の意識も希薄です。お正月気分でつい買ってしまって、後で後悔したという人もいらっしゃるはずです。

 また、特殊な販売ルートで販売している「福袋」もあります。「郵パック」などがその一例で、百貨店の福袋が、なぜか郵便局で事前予約で購入できます。これも中身は企画品です。当然のことながら、同じものが千個単位で出回ります。お世辞にも魅力ある「福袋」とは言えません。

福袋

4、【100倍楽しむ! 百貨店のツボ】友の会

 お得度で言うなら、断然「友の会」です。12ケ月積み立てると1月分のボーナスが上乗せになって、13ケ月分の金券になって帰ってきます。例えば5,000円を1年間積み立てると、65,000円の金券になります。実質金利は8%以上です。
 昔は金券を使うとお釣りが現金で戻ってきたので、小額品を買うと、とても得した気分になったものです。今では大半の百貨店の金券はカード化され、お釣りは出なくなっています。ただ、お得であることに変わりはありません。
 前述の特紹会や店員販売でも使用できるケースがありますので、そういう使い方をすると益々お得になります。日常的には食品を買うのがいいでしょう。小銭が不要で便利です。

 余裕があればカレンダリーに合わせて、月を分けて何口か入られるのがいいと思います。お中元・お歳暮母の日・父の日クリスマスやご両親の誕生月などです。必要経費をプールしておくと考えればいいでしょう。

友の会

5、【100倍楽しむ! 百貨店のツボ】ポイントカード

 ポイントカードには現金カードと、クレジット決済機能を持った銀行系カードの2種類があります。
 通常の付与ポイントは、食品やバーゲンは1ポイント(1ポイント=1円)、専門店や書籍・CD、食堂・喫茶は除外、それ以外は2ポイントというのが一般的です。
 1日1回だけ付与される来店ポイントもあります。

 百貨店は来店促進の販促として、ポイントアップフェア(セール)を実施します。フェアとはプロパー販売のことで、例えばシーズン初めの常顧客に対するポイントアップフェアです。
 またセールとはバーゲン販売のことで、例えばマークダウン(値下)の立ち上がり時に実施するポイントアップセールです。通常は2~5倍の幅で実施されますが、まれに8、10倍というとんでもないアップ率を耳にすることもあります。

 有効期間は付与から1年間、1~2か月のモラトリアムがあるというのが一般的です。大半のポイントは新たな買い物として使用されますが、10%強は失効します。   百貨店にとっては同額をまるまる値引したり、同額の商品券を発行したりするよりは、はるかに利益の目減りは助かるのですが、やりすぎると年度末にとんでもない経費としてのしかかって来ます。
 引当金として期初に経費予算の計上をしてはいますが、予算内に収めるのは並大抵なことではありません。これも収益悪化の大きな要因です。

ポイントカード

6、【100倍楽しむ! 百貨店のツボ】本番とSC

 納入時に仕入伝票を決裁して、百貨店の資産として販売する商品を本番商品と呼びます。百貨店の人間が販売するので、店員を本番店員と呼びます。
 逆に取引先の資産のまま持ち込み、売れた時に売れた分だけ仕入伝票を決裁する商品をSC商品と呼びます。取引先の人間が販売するので、店員をSC店員と呼びます。

 百貨店内部では、前者を「自主運営」、後者を「お任せ」などと称していますが、ややこしいのはその中間的存在である「取り組み」売り場が増えてきていることです。
 即ち、本番商品本番店員SC店員が共同で販売したり、SC商品本番店員SC店員が共同で販売するのです。

 本番商品のメリットは、百貨店自身が商品をより厳格に取り扱うということです。ロス(損失)が出た場合は百貨店の負担となるので、商品管理防犯にも注意を払っています。棚卸は、この本番商品についてのみ実施されます。負担は多いですが、商品確保という点で百貨店に大きなメリットがあります。

 SC商品のメリットは、商品の出し入れに伝票決裁を必要としませんので、他店・他社との商品の振り回しが迅速に行えます。ロスは取引先の負担ですが、売り逃し防止プロパー商品の消化率向上という点で、取引先に大きなメリットがあります。

 「取り組み」売り場とは、在庫負担・ロス負担人件費負担を百貨店と取引先で持ち合いをしようという、経費発想から生まれた売り手発想の売り場で、本番商品の厳格性を曖昧にしSC商品の機動性を鈍らせています。消費者にとってはマイナスの発想です。

 昔は百貨店は当たり前のように自主運営をしてきました。私が入社した頃でも80%以上が本番商品SC商品20%もありませんでした。ところが今やシェアは正反対です。
 百貨店が在庫負担・人件費負担に耐えられなくなって、商品販売員運営そのものも取引先に依存しきってしまっているのです。
 当然のことながら、百貨店の粗利益率はどんどん低下して行くし、どこを切っても金太郎飴のような同じような百貨店ばかりになってしまうのです。

本番とSC

7、【100倍楽しむ! 百貨店のツボ】店員

 6で述べたように、今や本番商品のシェアは20%以下という寂しい現実になってきていますので、当然のことながら百貨店雇いの店員20%以下ということになります。
 逆に言えば80%以上は取引先からの派遣店員で、SC商品を販売する店員を委託店員本番商品を販売する店員を手伝店員と呼んでいます。
 また、百貨店雇いの店員は雇用形態により、社員パートナー(特別社員)アルバイトに分類されます。人件費抑制のため、年々社員の比率は低くなり、パートナー・アルバイトの比率が上がっています。帰属意識の低下、サービスの低下、販売力の低下が問題となってきています。

 量販店の売り場を思い浮かべてください。
 店員はフロアに数ヵ所ある集中レジに、2~3名ずついるだけです。百貨店から派遣店員が消えたとしたら、量販店と全く同じ風景になるのです。
 販売力サービスの大半を、取引先に依存しているというのが百貨店の実態です。普段皆さんがお買いものをされる時に、あれこれとかいがいしく接客してくれるのは派遣店員だと思ってください。
 売り場で社員を見つけるのは、至難の業です。
 どうしても社員を見つけたい時は、レジに行ってください。

 あるいは、仰々しく通路から売り場を見渡して店員に指示を出している人がいたとしたら、その人は百貨店の管理・監督職の人間ですので、その人をつかまえましょう。
 ただし、ネームバッチをつけていない人は取引先のえらいさんである可能性がありますので、その場合はかえってややこしくなりますので、ネームバッチを確認してから声をかけてください。

店員

8、【100倍楽しむ! 百貨店のツボ】組織

 百貨店の組織は大きくは、本部組織店組織に分かれています。本部組織とは、商品本部、営業推進本部、外商本部など、スタッフ機能外販機能を持つ部門です。
 外商に入られている人もいらっしゃると思いますが、一般的な消費者が普段かかわりを持つのは店組織の方です。

 店の責任者は店長です。店長→部長→課長→係長という役職順になります。大きな店では店長の下に副店長がいます。小さな店では課長店長を務める場合もあります。部・課長が管理職、店長は経営職になります。

 売り場の責任者は係長です。一般社員、パートナー、アルバイト、派遣店員を束ねる現場の要です。大きな係になると所属員は100名を越えます。係長はその全ての人員の顔と名前はもちろん、性格や資質までを把握していなければならないのです。商品だけでなくサービス全般に関しても、消費者と直接関わる責任者が係長です。

 本部組織と店組織を総括して百貨店事業本部と呼び、その本部長が社長であり、社長を補佐するのが副社長専務常務取締役、執行役員といった役員になります。

組織

9、【100倍楽しむ! 百貨店のツボ】クレーム

 百貨店の営業担当者にとって、クレーム棚卸は避けられません。激昂して「社長を出せ!」とか「店長を出せ!」とか叫んでいる客がたまにいますが、どんなに叫んでも社長店長も出てきません。
 なぜなら、それ以上の権限を有する者はいないからです。最高権限者が最初に出てきて解決できない場合、次善の策はなくクレームは永久に解決されません。それは双方にとって不幸なことです。

 8で述べたように、売り場の責任者は係長です。商品・サービス・販売員の資質などを熟知しています。お客の気持ちを一番よく理解できるのも係長で、対応も適切です。
 仮に管理職を呼び出したところで、理解させるのに膨大な時間を要し、対応はチンプンカンオプンでよけいに腹が立つというのが関の山です。
 クレームをつける時は、「責任者を呼んでください」と冷静に申し出て、売り場の責任者である係長とじっくりと対話しましょう。双方にとってそれが最も有益です。

 苦情を言う他の手段としては、お客様相談センターを利用したり、イエローカード(お客様の声)を利用するのが効果的です。
 苦情の内容は、売り場責任者→管理職→店長と回覧され、早急な改善結果報告を要求されます。また内容によっては、月次の店・室・本部長会議で取り上げられます。売り場で大声を出すよりは、エネルギー消費が少なくよっぽど効果的です。 ただし、申し立てる内容はできるだけ具体的にしましょう。売り場名、商品名、店員の名前などはきちんと押さえてください。日時も大切です。

 営業担当者にとってクレームは本当にしんどいものですが、お客に育てられることを自覚して、みな逃げずにがんばっています。できれば建設的なクレームにしてあげればと思います。商品やサービスが良くなることは、百貨店と消費者の双方の利益につながることです。

クレーム

10、【100倍楽しむ! 百貨店のツボ】デパ地下

 少し前までは食料品売り場は地下というのが百貨店の定番でしたが、若い女性の人気がファッションからスイーツに移行するにつれ、郊外店を中心に1階のグランドフロアーに洋菓子青果の売り場が構築されるケースが増えてきました。
 中途半端なファッション雑貨を並べるよりは、よほど百貨店らしい華やかさと賑わいが演出されるという理由からです。デパ地下はもはや地下ではなくなってきたのです。

 菓子は和菓子洋菓子に分類されますが、食料品は生鮮3品(肉、野菜、魚)、青果、グロッサリー、惣菜、日配品、保存食品、瓶缶、加工品、米、酒・ビール、佃煮、塩干など、たくさんのカテゴリーに分類されます。

 野菜、魚、青果、日配品は基本的には1日1回、開店前の納品だけで売り減らしです。だから朝一番の品揃えが最も充実していて、鮮度も良いということになります。逆に夕方は品揃えが悪くなり鮮度も落ちるので、特に賞味期限の短い鮮魚6時の市で値段を下げて売り切ってしまうのです。

 惣菜も基本的には、その日に売り切りご免です。ただ品揃えをある程度の時間帯まで保つために、2時のリフレッシュエコー前後に作りたてを追加するケースも増えてきています。6時の市で売り切ってしまうのは鮮魚と同じです。

 最近保存食品瓶缶では、賞味期限の迫ったわけありセールギフト解体セールが話題になっています。有名メーカーの商品がほぼ半額で買えるということで、お得感いっぱいです。
 催事場だけではなく売り場内催事でも実施していますので、要チェックです。 余談ですが、某有名ベーカリーは売れ残ったパンを一切値下しません。その日の内に全て廃棄処分します。
 ブランドの価値を守るためだそうです。世界の食糧事情を考えると「どうかなぁ?」とも思うのですが、ここまで徹底していると大したものだと感心せずにいられません。  

デパ地下