「結婚できない男、結婚しない女」⑥

6.なかなか結婚しない女性への提言

年下狙いはやめる

 一般的に男性は、若い女性を好みます。特に30代後半から40代前半の男性は、自分の婚活の遅さを棚に上げて子供を欲しがりますので、相手の女性は若ければ若い方がいいのです。

 年上の女性を好む男性は、生活力がなく精神的に幼いと思っていた方がいいでしょう。それをよく理解した上で、年下の男性とお付き合いしてください。いざとなれば私が食べさせてあげる、くらいの覚悟を持たないとうまく行かないでしょう。

年収を第一条件にしない

 年収を第一条件にする女性は、キャリアを積んでそれなりの収入をもらっている人が多い。今の自分の生活レベルスタイルを変えたくないので、自分の稼いだお金は自分ひとりで使いたい、ご主人の稼ぎで二人の生活をしていきたいというとんでもない考えのようです。

 日本は今、人口減少の時代に突入し、国内のあらゆる産業が縮小傾向にあります。民間企業はもちろん、公務員ですら給料が下がって行く時代です。今後も安定的に高い収入が得られるなどと、考えない方がいいのです。

 それと気をつけてほしいのは、持家・借家ローンの有無資産など、年収には含まれないプラス・マイナスの要素を考慮するということです。毎月ローンを10万円返済している年収500万円の人と、持家年収380万円の人は収入は同じということになります。そのほかの条件もしっかりと見ましょう。

今の仕事に固執しない

 女性にとっても仕事は大切ですから、続けられるのであれば、続けるに越したことはありません。ただ実際は、結婚を優先するのであれば、今の仕事に固執しない方がいいようです。
 転職・休職・雇用形態の変更など、いくつかの選択肢があるようです。結婚しやすいという観点から言うと、そういう方法を選んだ方が賢明かも知れません。

何処にでも行く

 住み慣れた場所だからというのは論外ですが、友人達と離れるのは辛いことかも知れません。しかし結婚とは男にとっても女にとっても、独立して一家を構えるということですから、別離は避けて通れない道です。

 最近では、仕事を続けたいということが足枷となっているようですが、前述のように、今の仕事に固執しないでください。
 智恵を絞れば、何らかの方法で仕事を続けて行くことが可能だと思います。お相手ともよく相談してみてください。きっと理解を示して、あれやこれやと意見を出してくれるでしょう。

結婚できない男6