〇子育てを一人で悩まないで!
- 「子育て広場」を利用しましょう(結論)
- 「子育て広場」って何?(理由)
- 「子育て広場」の利用方法(事例)
- 「子育て広場」を利用しましょう(結論・提言)
1、「子育て広場」を利用しましょう
「子育て広場」は正式には、「地域子育て支援拠点事業」と呼ばれる「国の補助事業」です。市町村が直接運営する場合と、民間に運営を委託する場合があります。
「とも稼ぎ」や「核家族化」が加速している現在では、新前ママの周りには相談する相手がいないし、遠方から嫁いできたママには悩みを打ち明ける友達もいない。そんなママは「子育て広場」を利用しましょう。

2、「子育て広場」って何?
「子育て広場」では同じ境遇のママ同士が交流したり、同じ年代の子ども同士が交流することができます。対象の子どもは0~2歳の乳幼児が中心になりますが、兄弟がいる場合はもう少し上の年齢まで受ける場合もあります。逆に0歳児が安心して利用できるように、0歳児専用の時間帯を設けることもあります。
「子育て広場」では子育て支援員や保育士から保育や子育てに関する悩みを聞いてもらったり、アドバイスを受けたりすることもできます。
「子育て広場」には子育てに関する情報が集まり、「子育て広場」はその情報を発信します。地域に密着した情報が多いので、利用価値は高いと思われます。
また「子育て広場」は最低月に一度、子育てに役に立つ「講習会」を実施しなければいけません。「ベビーマッサージ」や「リズム遊び」、「絵本の読み聞かせ会」、「ぺたぺたアート」など、子どもたちが主役の「講習会」から、「写真家による撮影会」や「お金の話」、「子ども服・雑貨のリユース品提供会」など、ママを対象にした「講習会」まで、様々な「講習会」が実施されています。

3、「子育て広場」の利用方法
「子育て広場」はどこにあるのでしょうか?
市町村のホームページにアクセスして、「子育て」関連のページから簡単に検索することができます。市町村が直接運営する場合は、庁舎の一角や関連施設の一角にあることが多いようです。民間が運営する場合は、商店街やショッピングセンターの空き店舗を利用したり、一般住居の一部を利用したり、公共施設の一部に入居したりと様々です。
また、「出張広場」と呼ばれる「子育て広場」もあります。
「子育て広場」まで出向いてこられないママを支援するために、地域の公共施設の一角で週に一度程度「子育て広場」を開催するものです。私が在籍していた法人は、自治会の自治会館を賃借していました。
「子育て広場」は予約制の場合があります。コロナ以前はなかったのですが、コロナをきっかけに定員を設定して、人数制限をすることが多くなりました。利用する前には、必ず電話で確認しましょう。また、土日祝が休所だったり、お盆休み・年末年始の休みが長い場合もあります。予約はWEBやスマホから簡単にできるようになってきています。
「子育て広場」には子育て支援員研修を修了した子育て支援員が2名います。保育士が常駐している「子育て広場」もあります。子育てのプロが常駐していますので、子育ての悩みを聞いてもらったり、気軽にアドバイスを受けたりすることができます。

4、「子育て広場」を利用しましょう!
最近、「子育て広場」の設置場所や運営方法が変わりつつあります。
今までは、公共施設の一角や空き店舗、地域の住宅や自治会館など、交通の便が悪かったり、駐車場がなかったりと、アクセスの問題がありました。
令和6年4月に田原本町が設置した「こどもはぐくみ・交流センター」は、駅前の分譲マンションの低層階に設置した「子育て広場」と「地域活動センター」の複合施設です。私は初代所長として、1年間勤務させていただきました。
施設内には交流スペースや貸しスペース、簡易喫茶があり、誰でも出入りすることができます。車いす用のトイレや、親子トイレなどのトイレ機能が充実していて、授乳室もあります。立体駐車場の一部を占有で使用できます。夏は「クーリングシェルター」の役割も果たしています。
子育てを一人で悩まないでください。
「子育て広場」を利用しましょう!
行政も企業も地域住民も、みんなママを応援しています。
