「安心・活用! 結婚相談所のツボ」③
3、仲人の仕事
パソコンに会員登録をする場合と、登録しない身上書預かりの場合で、最初の手続きは変わります。
会員登録の場合は相談所で無料相談、入会の意思がある場合は面談を行います。適格であれば後日、必要な公的書類・写真・諸費用を準備していただき、入会手続きとなります。
公的書類の他に相談所独自の契約書を、かなりたくさん交わすことになります。特に特定商取引法に関わるクーリングオフの説明や、個人情報の保護に関しては厳正さを求められていますので、どうしても書類が多くなります。
身上書預かりの場合はたいていは、お客様のご自宅に出向いてご両親と面談します。その上で手書きの身上書と写真を預かります。
パソコンに会員登録はしませんが、身上書を既定の書式に打ちかえ、紹介用の略式のプロフィールを作ります。
会員登録の会員はパソコン検索で、身上書預かりの会員は仲人同士の手組みで、お見合いの申し込み・申し受けをします。両者が合意すれば、お見合いの日程調整をします。お見合いの日時と場所を決めるのです。
お見合いの当日は立ち会いします。必要に応じて同席します。特に新入会員の場合や身上書預かりの場合は必ず同席します。お相手をよく見るだけではなく、自会員をお相手仲人へ売り込むのです。仲人の口に勝る者はありません。
お見合いの結果は翌日のお昼頃までに、会員がそれぞれの仲人に返事をすることになっています。返事の良否にかかわらず、翌日には結果を出すというルールになっています。
良ければ「交際を希望します」、ダメな場合は「ご縁がなかったようです」という返事になります。
交際に入った場合は、定期的に近況報告をいただきます。一ヶ月目には交際が順調に進んでいるか、三ヶ月目には結婚の意思確認をし、半年くらいをめどにプロポーズ・成婚へと進めて行きます。
もちろん途中で悩み事やトラブルが発生した場合は随時相談しますし、途中で交際をお断りする場合は、仲人が窓口となり相手仲人に交際修了の申し入れをします。会員が直接お断りをするということはありません。
