「結婚できない男、結婚しない女」②
2、自分自身を知ること
自分を知らない人は意外と多いものです。ひとつの方法としてスウォット分析というものがあります。本来は自社を分析する時のビジネスツールですが、自分自身を知るためにも十分活用できます。
内的要因は自分の容姿・学歴・仕事・収入・性格・趣味など自分自身に属する固有の要素で、各要素の強み(Strengths)と弱み(Weaknesses)を分析します。
外的要因は現住所・家族構成・財産など自分の周りに付随する要素で、各要素のプラス要素(Opportunities)とマイナス要素(Threats)を分析します。例えば次のような表を使います。
内的要因
項目 | 内容 | 強み | 弱み |
容姿 | 身長(平均値と比較して) | ||
体重(BMI22と比較して) | |||
写真は好感が持てるか? | |||
続柄 | 長男か?一人っ子か? | ||
学歴 | 最高学歴のレベル | ||
仕事 | 業種・会社の知名度など | ||
収入 | 年収(平均値と比較して) | ||
性格 | 明るいか暗いか? | ||
会話 | 異性との会話の得手・不得手 | ||
資格 | 将来にプラスとなるか? | ||
趣味 | お相手と共有できるか? | ||
婚歴 | 初婚か? |
外的要因
項目 | 内容 | プラス要因 | マイナス要因 |
現住所 | 都会か田舎か? | ||
お相手との距離 | |||
資産 | 本人の資産 | ||
家族の資産 | |||
家族 | 家族構成 | ||
家族の職業・学歴 | |||
同居の有無 |
強み・弱み、プラス要因・マイナス要因の欄は、具体的な内容が書ければそれに越したことはないのですが、書けなければ○×でもいいでしょう。
肝心なことは、自分自身のことをいかに客観的かつ正確に把握するかということです。
それと、お相手が決まらないと記入できない項目もありますが、その項目はとりあえず放っておいて、お相手が決まってから記入すれば良いでしょう。
この表の活用の仕方は、第一は自分の弱み・マイナス要因を強化して無くすことですが、お相手を選ぶ際に、そのお相手が自分の弱み・マイナス要因を補ってくれる人かどうかを見てください。
あるいは自分の弱み・マイナス要因が全く影響を及ぼさない人かどうかを見てください。そういう関係が相性と言われるものになって現れます。
