47年前、早稲田大学の教養課程に在籍していた時に、英語講師でいらっしゃった金美齢先生の忘れえぬ言葉があります。
「やさしそうな人がやさしいのではなく、本当に強い人が本当にやさしい」
半世紀近く前の記憶なので、とてもおぼろげなのですが、先生は男女の恋愛関係もしくは夫婦関係の話の中で、発言されたと思います。
私はよく「やさしそうなご主人ですね」と言われますが、先生の言葉を思い出すたびに、やさしさとは何かと自問自答します。
やさしさの一般的なイメージは、ソフトな言動、思いやり、寄り添うなどですが、先生の伝えたかったやさしさとは、許容力、包容力だったのではないかと思います。
婚活でもお相手に求める条件として多いのが、やさしい人ですが、今あなたの目の前にいる人は本当にやさしい人ですか？
どんな状況でも、あなたを許し、包んでくれますか？
そんな観点からやさしい人を見直してみれば、あなたの人を見る目はもっと広がり、深みを増していくでしょう。
婚活のヒントとして活用してください。
